初めましての方は初めまして、知ってる人はおはようこんにちはこんばんわ。
基本カジュアルなパイオニアやEDHのデッキをよく作っては身内で、多少マシなものが出来たらショップ大会で(自分は)楽しく回しているワームとぐろエンジンPです。動画作らず何やってんだってのはやめてね。

前置きは軽くにして本題です。つい先日MTG日本語公式からこんな記事が公開されました。
https://mtg-jp.com/reading/clotakacommander/0034132/
ちょっと前までのEDH関連の日本語関連の記事に関してはノーコメントですが、適正なパワーレベル内で納めながらもやりたいことの解説に筋が通っている素晴らしい記事だと思いますので必見。

んでそれに関してこんな記事が。(リンクの了承を得ています。)
https://chamtg.diarynote.jp/202007072046072492/(ちゃーさん)
https://rentaroedh.diarynote.jp/202007072337507042/(レンタロウさん)
公式のデッキにアレンジを加えてデッキの改良をしようというものです。個人的にこの記事も素晴らしいものだと思ったので自分も便乗してみようと思います。

ただ全く同じ流れでやっても芸がありませんしこの記事を書く意味もありませんのでちょっと軸というか、コンセプトを尖らせてみようかと。
なのでこの記事は「改良」ではありません。あくまでも「改造」であり、見る人によっては「改悪」とも取れる場合があります。ご了承ください。あくまで私が思う楽しさ重点。


さてまずは抜くカード、土地から。
《イス郷の迷路》
マナの出ない土地はな、使いにくいんじゃ。あと個人の意見ですが、この手のデッキは勝っても負けてもノーガードで殴り合いしてる時が楽しいと思います。

《エンバレス城》
弱くは無いけど横並びするデッキではないよなぁ。

《ニクスの祭殿、ニクソス》
使いやすい信心稼ぎ用カードがそんなに多くないので、抜いちゃってもよさそう。高マナ域がどっちか片方の色しか使わないとかならワンチャンあったかもしれない。

《隠れた茂み》
個人的にはカジュアルなEDHにはタップインあり派ですが、このレベルのデッキパワーなら抜いちゃっていいんじゃないかなと思います。

以上4枚抜いて土地35。使いやすいアンタップイン2色土地である《カープルーザンの森》を挿して終了でいいでしょう。
財布に余裕があるなら《古の墳墓》などに手を伸ばすのも〇。ここはお二人とそこまで変わりません。

次にクリーチャー。
《桜族の斥候》
手札の状況に左右されすぎるので若干信頼性が薄そう。この手のカードのためだけにハンドへの土地サーチするくらいならランパンした方が良さそうだし、入れるにしても《樹上の草食獣》とかの方が?

《舌長のハイドラ》
後々書きますが到達持ちが増えるので、あとわざわざ破壊なぞせんでも先に殴り倒せばええねんの精神で。

《イリーシアの女像樹》
軽めのパワー4を増やすならともかく、現在のデッキコンセプトには若干ミスマッチな気はする。普通にランパンして恒久的な使用マナ量増やした方が良さそう……?

《不屈な追跡者》
《獣に囁く者》
便利ではあるけどドローサポートがちょっと多すぎる感。追跡者はフェッチを、囁く者は軽めの生物の枚数を増やしたくなってしまう。
あと個人的にはこういう小回りの利くカードは呪文に回して、生物はマナサポートとデカブツのみ、とかの方が好き。

《ヤヴィマヤのドライアド》
ダブルシンボルはきついっす。フェッチ無いし無色土地そこそこあるしね。

《レギサウルスの頭目》
《むら気な長剣歯》
頭目は迷いどころでしたが、恐竜の枚数がどうしても多くならなかったので泣く泣くクビにして他の速攻付与カードを投入することに。長剣歯は斥候など他の土地サーチカードが抜けたので自然と抜けました。恐竜シナジーは惜しいが枠は有限……。
《オテペクの猟匠》まで抜くかは考えどころ。マナ加速とジェネラルへの速攻付与を1枚で賄えるのはやっぱ強いし、ガルタやエターリは残ってるし。

最後に呪文。
《冒涜の行動》
アカンゴジラが死ぬぅ!

《星の嵐》
残したいなら残してもいいんじゃないか枠。周りに小~中型クリーチャーを横並べするデッキ、例えば《エドガー・マルコフ》とかを使う人がいるなら。残すならマナクリを少し減らしてランパンかマナファクト、もしくは《森の女人像》のようなそれなりにタフネスのあるマナクリーチャーを増やすのも手。

《ナイレアの介入》
基本的には上の能力を中心に使うのだとは思うのですが、手札に持ってきたい土地ってあんまり無い。《約束の刻》とかで直接戦場に持ってきた方が。

《ぼやかす薄霧》
残したいなら(ry)枠。ただゴジラ出てて土地が寝てる状況でこれ使いたくなる時ってそんなに無い気がする。同じく赤緑系の殴りジェネラルを使っている人が周囲にいるなら。

《巫師の天啓》
横並べデッキじゃない定期。

以上で空いた枠は16枚。抜くカードに関してはどうしてもそんなに変わらなくなりますね。

次は入れるカードを考えます。
せっかくゴジラアートのカードに変容持ちが2枚いるのですし、どうせなら有効活用するために赤緑で使える変容クリーチャーを全てぶち込んでやりましょう。《不思議な卵》《本質共生体》は……枚数的には入れるほどではなさそう。
《鋸牙の破砕獣》(6/6トランプル。変容するたび《内にいる獣》。除去枠の一つとして。)
《ヤマオウム》(3/4。変容した回数点のティム。システムクリーチャーの除去用。)
《渡る大角》(3/4。変容するたびランパン。序盤に引けると嬉しい。)
《雲貫き》(5/4到達。変容するたびルーター。余った土地捨てたりとかで腐りにくい。)
《恵みのスターリックス》(6/6。変容するたびデッキトップから踏み倒し。デカブツ捲りたい。)
《輝き石のイトグモ》(2/3到達。変容するたび+1/+1カウンター2個乗せる。腐らない自己強化。)
以上6枚。少ねぇ。(2セット1ブロック方式に)戻して。
変容自体はマナクリに重ねてそれなりのサイズとマナ加速を多少なりとも両立できるのでそんなに悪くない能力だと思ってます。もうちょっと枚数が多ければなぁ。

次に速攻付与。
除去されづらい《青銅血のパーフォロス》と軽く打ち消し耐性付与が嬉しい《野生の律動》の2枚。
パーフォロスは封印破りが置いてある状態だと全体4点飛ばせるパワー7なのも美味しい。

次にドロー。
《僻境への脱出》と《ゼンディカーの復興者》。脱出は枚数はちょっと物足りないが、他の緑のドローと比べ盤面に左右されないのは個人的には結構大きいと思っていたり。復興者は言わずもがな、置けさえすれば派手に手札とマナを増やしてくれるはず。

次にマナ加速。複数紹介するので各人の周囲の環境に合わせてお好みのものを。

1→3の動きが欲しいなら《東屋のエルフ》《繁茂》《楽園の拡散》《Fyndhorn Elves》、3→5なら《豆の木の巨人》、中盤以降特定の土地を場に持ってきたいのであれば《約束の刻》《ウルヴェンワルドのハイドラ》辺り。変容要素を増やした分生物要素を多めに。
また、置物メタに振ってるとはいっても《太陽の指輪》は本当に強いので、拘りが無ければ入れるといいでしょう。

最後にジェネラルとの相性の良いカード。ようするにクリーチャーのパワー強化などの枠となります。これも複数紹介。

《焦熱の解放》公式記事でも紹介されていたM21の新規カード。ゴジラがワンパンでプレイヤーを殴り倒せるってなったら入れない理由が無い。その他ジェネラルでなくても無視できないダメージを出せるため一気にプレッシャーをかけられる。置くタイミングに注意しないと袋叩きに合う点と、赤トリプルが結構重い点は注意。

《炎の騎兵》《月の帳のドラゴン》
赤マナを払うごとに自軍全体に+1/0修正。帳ドラゴンは起動が軽く飛行を持つ代わりにETBもPIGも速攻付与も無い。余ったマナを効率よく打点に変換でき、ゴジラがいれば火力への耐性も上がる(なおマイナス修正)。またやはり赤トリプルは重い。

《僻境の暴虐》《グルールの戦唄》《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
どれもパワー修正+αの置物。暴虐はトランプル、戦唄は威迫。やはりドムリが強いので残り2枚は2枚目以降の枠を取るなら、という形になるか。

《ティムールの激闘》《憤激開放》、各種「湧血」持ちクリーチャー
各種パワー2倍系のカードと合わせてゴジラでワンショットキルを狙いたい場合の選択肢。前半2枚は軽さが、後半は変容の種になれることが利点。

《伏魔殿》《戦嵐のうねり》《峰の恐怖》
2枚目以降の《サルカンの封印破り》。統率者ダメージのみで3人倒すのはちょっとしんどいと思うなら。

《追い討ち》《今を生きる》《戦闘の祝賀者》
追加戦闘フェイズを得るカードのうち複数回使えるものをピックアップ。実質的な二段攻撃付与である他パワー2倍と組み合わせれば人が一人死ぬし、些細だがメカゴジラとの相性も◎。追い討ちは古くてちょっと高いのがネック。祝賀者はゴジラがいれば実質4/4なのが美味しい。

この辺りでしょうか。以上の中から自分がコンセプトを崩さずマナ加速と自由枠で6枚を使うなら、
《豆の木の巨人》
《憤激開放》
《焦熱の解放》
《炎の騎兵》
《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
《戦闘の祝賀者》
の6枚ですかね。いい感じに最近のカードが多くなった。好み(と財布事情)で入れ替えても問題無いでしょう。
赤マナの利用量が多くなったので基本土地を1枚、森を減らして山を増やします。

最後に抜いたカードと入れたカードのまとめです。
Out
《森》
《イス郷の迷路》
《エンバレス城》
《ニクスの祭殿、ニクソス》
《隠れた茂み》
《桜族の斥候》
《舌長のハイドラ》
《イリーシアの女像樹》
《不屈な追跡者》
《獣に囁く者》
《ヤヴィマヤのドライアド》
《レギサウルスの頭目》
《むら気な長剣歯》
《冒涜の行動》
《星の嵐》
《ナイレアの介入》
《ぼやかす薄霧》
《巫師の天啓》

In
《山》
《カープルーザンの森》
《鋸牙の破砕獣》
《ヤマオウム》
《渡る大角》
《雲貫き》
《恵みのスターリックス》
《輝き石のイトグモ》
《青銅血のパーフォロス》
《野生の律動》
《僻境への脱出》
《ゼンディカーの復興者》
《豆の木の巨人》
《憤激開放》
《焦熱の解放》
《炎の騎兵》
《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
《戦闘の祝賀者》

以上17枚となります。
この記事を見た皆様がどう思うかはわかりませんが、個人的には恐竜シナジーこそ薄くなったものの元のコンセプトをより尖らせたいいデッキになったと思います。
騎兵は怪物っぽさが足りず、祝賀者と復興者は人間サイドのカードなのでゴジラに似合わないのがネック。気にする人は注意。

追記:原始のタイタン使えないの忘れてた。最近物覚えが悪くなっていかん。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索